台風を甘くみないように!最大限の対策を!!台風への備え『窓ガラスが割れるリスクとそのリスクを減らす8つの方法』

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こんにちは。

管理人のYoshiです。

わたしのブログに足を運んでくださり、どうもありがとうございます。

2020年9月、大型で非常に勢力の強い台風10号が沖縄地方と九州地方を直撃しました。

南大東島地方では、最大瞬間風速50m/s超えの風が観測され、壁のトタンが強い風で吹き飛ばされて、民家の窓ガラスが割れる被害。

福岡県糸島市では、最大瞬間風速31m/sを観測し、糸島市浦志の県の総合庁舎県の総合庁舎の窓ガラスが強風によって割れ、近くに座っていた男性が頭や腕を切る軽いけがをしました。

また、長崎市野母崎では、観測史上最大の最大瞬間風速59.4m/sを記録し、五島市の避難所では突風で窓ガラスが割れてしまい、室内に飛び散った破片で4人が軽いケガを負っています。

このように、台風によって起こるリスク(危険)のひとつに「窓ガラスが割れる」ことがあげられます。

そこで、今回は「窓ガラスが割れるリスク」と、その「対策」についてお話させていただきます。

台風が接近するとなぜ窓ガラスが割れるのか

窓ガラスが割れると、どのようなリスクがあるのか

そして、リスクを減らすための8つの方法を具体的に説明していきます。

この8つの方法を参考に、二重三重の対策をしていくことで

窓ガラスが割れるリスクを減らすことができます。

ぜひ、実践してみてください。

(写真:photoAC 様)


どのようにして窓ガラスは割れてしまうのか

台風には猛烈な風が伴います。

その風によって、様々なものが飛ばされる可能性があります。

・ペットボトル
・本や週刊誌
・ゴミ箱
・ゴミ
・植木鉢
・プランター
・じょうろ
・スコップ
・庭木
・折れた枝
・物干しざお
・ハンガー
・スリッパやサンダル
・三輪車や自転車
・看板
・屋根や瓦

これらのものは、飛ばされる可能性があり、場合によっては住宅へ飛び込み、窓ガラスを割ることがあります。

自宅周辺に飛来するものがなくても、遠いところから飛ばされてきたものが飛び込んでくる可能性があります。

2020年の台風10号では、トタンが飛ばされて窓ガラスが割れる被害が出ました。

普段何気なく目にしているものが、凶器に変わってしまうのです。

また、おそろしいことに強風により窓ガラスが割れる被害が出ています。

飛来物により窓ガラスが割れるだけではなく、強風だけでも割れてしまうことが報じられました。

この事実から、飛来物だけに注意をすればいいというものではないことがわかりますね。

(写真:photoAC 様)

窓ガラスが割れることで起こるリスク

窓ガラスが割れると、どのようなリスク(危険)があるのでしょうか?

・ガラスの破片が飛び散り、その破片が体に当たり怪我をする危険がある

・飛び込んできた飛来物で怪我をする危険性がある

・室内に散乱したガラスの破片を素足で踏んでしまい怪我をする危険性がある

・ガラスの破片が床中に散乱してしまい、行く手を阻む可能性がある

・窓ガラスが割れて外から雨風が吹き込み、窓ガラスの割れたところが雨風に晒され、めちゃくちゃとなってしまう可能性がある

・窓ガラスが割れていなくても、隙間から強い風が吹き込み、天井や屋根が抜ける危険性がある

このように、様々なリスクがあり

怪我にも繋がります。

台風が接近してきたときには、十分に気を付けましょう。

(写真:photoAC 様)

8つのリスク対策

ひび割れや隙間がないかチェックする

隙間などがあると、そこから大きな風が吹き込みます。

隙間ができないようにしておきましょう。

雨漏りの原因にもなるため、しっかりチェックしておいてくださいね。


雨戸やシャッターを設置する

雨戸やシャッターを設置します。

雨戸やシャッターを使用することで、窓ガラスが割れる可能性を低くすることができます。

リスクを減らすために、雨戸やシャッターの設置をおすすめいたします。


雨戸やシャッターを閉める

雨戸やシャッターを閉めることで、窓ガラスが割れることを防止します。

また、雨戸やシャッターを閉めることは、台風による大きな風の音を軽減することができ、風の音による不安や恐怖を和らげることができます。

子供さんがいるご家庭では、台風の音でお子さんが怖がったり、不安感で落ち着かなくなるかと思いますので、ぜひ「雨戸」「シャッター」をご使用してください。


シェードやカーテンを閉める

雨戸やシャッターがないときは、シェードやカーテンを閉めます。


カーテン閉めて洗濯バサミで止めておくと、窓が割れた時にガラスが部屋の中へ飛び散ることが防げるといわれています。

ただし、ガラスの飛散は防げても、ガラスは割れてしまい、窓付近に散らばりますので、窓には決して近づかないように気を付けてくださいね。


窓を覆うようにベニヤ板を設置する

窓全体を覆うようにベニヤ板を設置します。

窓の外側と内側、両方に設置しておくとより丈夫になります。

耐久性もあり大変便利です。

ベニヤ板は、ホームセンターなどで簡単に手に入れることができますので、いちど探してみてください。


段ボールで内側から補強する

窓の内側から、ダンボールで補強をします。

窓全体を覆う段ボールを設置することで、「割れた窓ガラスの飛散」を防止することができます。

注意していただきたいことは、ダンボールで補強することで「割れた窓ガラスの飛散」は防ぐことができますが、雨風の吹き込みは防げません。

強い雨風が室内に吹き込んできますので、その点は十分に気を付けてください。

雨風が吹き込むのをどうにか食い止めようと思い、慌てて窓に近寄ったりしないでくださいね。窓の付近にはガラスが散乱するので、怪我につながります。


ガラス飛散防止フィルムを貼る

「ガラス飛散防止フィルム」はガラスが割れたときに、ガラスの破片が飛び散るのを防いでくれるといわれています。

窓ガラスにガムテープを米印に貼る対策がよく言われていますが、海外では推奨されていません。

窓ガラスにガムテープを米印に貼った場合、割れたガラスの破片はかなり大きくなることが検証で明らかになり、アメリカのニュースでも報道されています。


防犯ガラスを設置する

防犯ガラスは2枚のガラスの間に合成樹脂を挟んで圧着させた「合わせガラス」と呼ばれる構造のガラスです。

2枚のガラスが強力に接着されており、飛来物などがガラスに当たったときに貫通しにくい構造になっています。

また、ガラスが割れてしまっても「合わせガラス」の飛散率は非常に低く、ガラスの破片が飛散することを抑えることができます。

そして、ガラスが割れた時の破片がとても小さいことが特徴です。

破片の大きさが非常に小さいため、怪我防止に大きな効果があります。

(写真:photoAC 様)

台風接近に備えてその他のできること

台風の接近・上陸に備えてできることはほかにもたくさんあります。

・家に損害を与える可能性のある木が庭にあるときには、木を取りのぞいたり 折れそうな枝を切っておく

・強風により飛ばされる可能性のあるアイテムが庭にあるときには、玄関の中や倉庫の中に仕舞い、これらのアイテムが飛来物にならないようにする

・マンションやアパートで生活されているときには、ベランダにあるものを室内へ持ち込んでおく。洗濯機などがあるときには、ロープでしっかりと固定しておきます

・吹き込んだ風で物が飛ばされたりしないように大事な書類などは窓のある部屋からは遠ざけておく。そして、窓の近くには割れ物を置かないようにしましょう

・雨が吹き込むことで、室内にあるパソコンや携帯電話が濡れてしまい故障することがあります。また、コンセントに雨水が入ってしまいショートする危険性もあります。念のために、台風が通過するまでのあいだ「ブレーカー」を落としておくのもさらなる被害を防ぐためのひとつの方法です

・身を守るために、台風が通過するまでは窓のある部屋には立ち入らないようにします

・ケガに繋がるため、割れた窓には決して素足で近づかないように気をつけてください

・スリッパではなく、スニーカーや安全靴などを用意して、より安全に移動できるようにしておきましょう

上記の対策もして、台風にはしっかりと備えましょう。

(写真:photoAC 様)

まとめ

台風により「窓ガラスが割れるリスクとその対策」について紹介させていただきました。

ひとつひとつ備えていくことで、リスクを減らすことができます。

そのときになって慌てることがないように、日頃より準備しておくといいですよ。

自然災害はいつ自分の身に降りかかるかわかりません。

ひとりひとりの行動と備えが、かけがえのない「いのち」を守ることに繋がります。

他人事とは考えず、大切なひとを守るためにしっかり備えていきましょうね。

(写真:photoAC 様)

次回は、

台風に備えて『水害のリスクとその対策・対応』についてお話させていただいます。


(アイキャッチ画像:photo AC 様)

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ABOUTこの記事をかいた人

茨城県出身。 子供のころから本を読むことが好きで、翻訳家になることが夢になり、大学では英文学を専攻。 休日は、京都市内の観光名所へ出かけ、海外からの観光客の道案内をさせていただき、スピーキング力の向上に努め、日々英語漬けの学生時代を送る。 海外へ行って世界を見てみたい気持ちが強くなり、大学卒業後はオーストラリアへ留学。 メルボルンに到着後、バックパッカーホステルに約1か月間滞在。アパートを見つけて引っ越しするまでの間、世界中から来られた方たちと交流を深め、「価値観」「生き方」「人生の楽しみ方」の違いを肌で感じ、大きな影響を受ける。 その後も海外での生活を通じて、「助け合いの大切さ」「想いやりの気持ちの大切さ」などを身をもって学ぶ。 人生観も大きく変わり、いつか誰かのサポートをさせて頂く仕事につきたいと思うようになる。 ご縁にも恵まれ、福祉の道に進み、高齢者施設、障がい者支援施設で入居者様や利用者様の生活支援をさせて頂く。 福祉の仕事では、「当たり前のものは何ひとつないこと」「ひとに寄り添うことの大切さ」「純粋無垢なやさしさ」を学ばせていただきました。 福祉施設を退職後、フリーランスとなり 『防災』に関するライターの仕事をきっかけに、「海外の防災対策やサバイバル術」を学びはじめ 海外の防災ウェブページやYouTube、日本の公的機関の防災情報等をを日々チェックしています。 ひとりでも多くの方に「防災」について意識を高く持っていただけたらという思いで、ブログをはじめました。