【知らないと損をする!安全に雪かきする注意点!】ひとつ間違えれば『いのち』に関わります!

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『安全に雪かきをするには、どのような点に気をつければ良いのかを知りたい』

『怪我をせずに雪かきするにはどのようにすればいいのか、その注意点を調べている』

そのような方々に向けて、この記事を書いています。

こんにちは。

管理人のYoshiです。

わたしのブログに足を運んでくださり、どうもありがとうございます。

今年の冬は、全国的に大雪が続いている印象が強いです。

各地で大雪による『車の立ち往生』や『家屋の倒壊』も、頻繁に起きていますね。

春のような陽気になるところも出てきましたが

まだ大雪の地域もありますので

今後も十分に注意して

『停電対策』『防寒対策』『断水対策』『備蓄品の用意』なども

しっかりとしておきましょうね。

さて、雪が降り積もったあとに必要な作業といえば『雪かき・雪下ろし作業』です。 

毎年『除雪』をしていており、『雪かき道具』『除雪するときの注意点』をご存じの方も多いでしょうが

滅多に雪が降り積もらない地域にお住まいで、雪かきに慣れていない方も、また多いかと思います。

そこで今回は

『雪かき・雪下ろしするときに注意する点』

『雪かき・雪下ろし中に起こる事故』についてお話させていただきます。

『雪かき』はひとつ間違えれば『いのち』に関わってくる大変な作業です。

初心者にもわかりやすいように紹介していきますので、参考にしていただければと思います。

『雪かき』を初めてする方にもわかりやすいように

『雪かきの仕方』『雪かきのときに体を痛めない方法』を丁寧に教えてくださる動画をひとつ紹介させていただきます(動画制作者様に許可をいただいております)

『雪かきの仕方』の具体的なイメージを掴むことができると思うので

最後の『動画紹介』も参考にしてくださいね。

※以下より『雪かき・雪下ろし』→→→『除雪』に統一します

(写真:photo AC 様)

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: dRpI16qw8ut8EGCXTsXMzbZai1eUtUwb3KbsvHtwDGW_P4RHvN4CSqN5AEuCy3ao8uTAVfk-Z2_r7oKZyvYgM0acmT9ljCAq2WY82N8oIBykoam_6P6Xonm_4CDcymVB_sRjgcBo
参考資料:内閣府(防災)普及啓発・連携担当/国土交通省国土政策局地方振興課

除雪するときの注意点

積雪後には『除雪』が必要となります。

『除雪』の正しい方法を知らないままを行うと

ケガや事故に繋がる可能性が高まります。

『除雪』をする前に、次の3点を確認しておくと

安全に行うことができるようになりますので

参考にしていただけたらと思います。

『除雪前の準備』

『安全面の準備』

『除雪中の注意点』

この3点について、それぞれ説明していきます。

(写真:photo AC 様)

除雪前の準備

あなたは、『除雪』を始めるまえにしっかりと準備をされていますか?

十分な準備がないと、ケガや事故に繋がります。

『除雪』を始めるまえには、次の5つの点に注意しましょう。

除雪前の準備

・ 準備運動

・ 厚着をしておく

・ 雪のうえでも滑りにくい靴の用意

・ 飲料水の用意

・ 携帯電話の用意


準備運動

『除雪』をする前には、十分に準備運動をしておきましょう。

『除雪』は重労働で体力も疲労します。

寒い場所での作業になり、血圧や脈拍も上がりやすくなります。

『準備運動』なんて必要ないよ

『雪かき』なんて余裕余裕、簡単に終わるよ

滅多に雪が降り積もることがなく、『除雪』に慣れていない方は、このように思うかもしれません。

しかし、『除雪作業』はそんな簡単な生易しいものではありません。

過酷な作業なのです。

そのため、しっかりと『準備運動』をしてから作業を始めてくださいね。


厚着をしておく

はじめは厚着して作業を始めましょう。

体が熱くなったら服を脱ぐなど、体温調節できるように『厚着』しておくことをおススメします。

また、水に濡れて体温が下がらないように、『防水素材』の上着を用意しましょうね。


雪のうえでも滑りにくい靴の用意

『除雪中』に足を滑らせないように、雪のうえでも滑りにくい靴を用意しましょう。

ギザギザにゴム加工された靴底が雪に食い込み

雪上で滑りにくくなっています。

横滑りの防止用の靴が販売されているので、ひとつ用意しておくことをおススメします。

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感想(0件)


飲料水の用意

『除雪作業』は大変な作業です。

適度に休憩をしながら、のどが渇いたと思う前に水分を補給しましょう。

いまは、ベルトや腰回りに「ペットボトル」を備え付けることができる便利なアイテムが多くあります。

いつでも『水分補給』ができるように、ひとつ用意して腰に備えておきましょう。

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携帯電話の用意

何か事故や予想しない事態が起こったときのために『携帯電話』を用意しておきましょう。

すぐに連絡を取ることができるように

『除雪作業』をするまえに、家族や近所の方へ作業のことを伝え

「何かあった時には連絡させてもらいます」と話しておくことをおススメいたします。

(写真:photo AC 様)

安全面の準備

『除雪』を始めるまえには、『安全面での準備』もしっかりと確認して行いましょう。

具体的には、次の点になります。

安全面の準備

・ はしごは必ず固定する

・ 命綱とヘルメットをしっかりと身につける


はしごは必ず固定する

屋根からの転落事故の約3割は、はしごを固定していなかったことにより起きています。

はしごの足元はしっかりと固定しましょう。

はしごの足元をしっかり固め、上部はロープ等で固定。

はしごの長さは、軒先より60cm以上高くすることが勧められています。

はしごの昇り降り、はしごから屋根への移動時は十分に注意してくださいね。


命綱とヘルメットをしっかりと身につける

万が一転落したときのため、命綱とヘルメットを着用をしましょう。

命綱は滑りにくく緩みにくいものを使用し、ヘルメットはあご紐をしっかり締めてください。 

命綱は、ザイルや麻ロープ等、すべりにくく、ゆるみにくいものがおススメです。

(写真:photo AC 様)

雪かき・雪下ろし中の注意点

除雪中の屋根からの転落事故や落雪による事故などを防ぐために、

以下の4点に注意してください。

除雪中の注意点

・ 作業は2人以上で行う

・ 建物の周りに雪を残す

・ 屋根からの落雪

・ 適度に休憩をとる




作業は2人以上で行う

何かあった時に対応できるように、除雪作業は2人以上で行いましょう。

『除雪』には、落雪や転倒など思いがけないリスクが伴います。

何かあったときのことも考えると、たったひとりで作業するのは、非常に危険です。

ひとりでの作業中に事故が起きた場合、発見や救助が遅れてしまうので

必ず家族や近所の方など、複数人で除雪作業をしてください。


建物の周りに雪を残す

屋根から転落したときにダメージを減らすために、建物の周りには雪を残しておきましょう。

転落死亡事故の51%が地面に身体を強打しています。

雪下ろし中に屋根の上で転落したり、雪が滑り落ちてきてバランスを崩して転落する事故が絶えません。

暖かい晴れの日は、屋根の雪がゆるんでいるので、特に注意が必要です。


屋根からの落雪

天気がよくなり気温があがると、屋根に積もった雪が大変滑りやすくなっているため、軒下には近づかないようにしましょう。

軒下で除雪中に落雪で埋まる、落雪が直撃する事故も多く報告されています。

頭上にも、十分に注意を払ってください。


適度に休憩をとる

『除雪』は体に負担のかかる大変な作業です。

適度に十分な休息をとりながら、何回かに分けて作業を行いましょう。

疲れたときは無理はせず、休みを取って、慎重に行ってください。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: LlzxBrX15DX14EFp4OcXZG8s6cXw20-o8vO9mM6Ss-ZQpADBnJWyUcxRK_2-PcMGnrZBQuGBqqVwKvQAtHL-f-E5MapPNSwQZdepftfhbPOkcJpl7Sgmew2H3-Aq6lIznmSgHVeb
(画像:内閣府防災情報)

雪かき・雪おろし中に起こる事故

『除雪中の事故』は毎年ニュースで報じられています。

『除雪作業』には慣れているから大丈夫

『除雪作業?』、、、簡単簡単

このように油断をしていると、大きな事故に繋がる可能性が高まりますので、十分に注意して行いましょう。

『除雪中に起こる事故』は、主に次の6つです。

除雪中に起こる事故

・ 屋根からの転落 (1階屋根からの転落を含む)

・ ハシゴからの転落

・ 屋根からの落雪に巻き込まれる

・ 水路への転落

・ 除雪機への巻き込み事故

・ 除雪作業中に心筋梗塞などを起こす




屋根からの転落

雪下ろし中に屋根の上でバランスを崩したり、足下がスリップして転落し、地面に落下する事故が多く報告されています。

落下地点に雪がない場合、クッションになる物がないためケガの具合も酷くなります。

転落死者の51%が、地面に強打したことが原因となっているので、建物の周りには雪を残しておいてください。

また、1階の屋根は低いから大丈夫だと油断はしないでください。

低い屋根でも油断は禁物。

転落死亡事故の60%は、1階の屋根からの転落が原因です。


ハシゴからの転落

屋根からの転落事故の32%は、ハシゴからの転落が原因です。

ハシゴに上っている際に足をすべらせて転落。

屋根に乗り移る際に転落。

ハシゴに登りながら、雪庇を落とす作業をしていたら、バランスを崩して転落。

このような事故が多発していますので、『ハシゴの固定』『命綱やヘルメットの着用』をしっかりとしましょうね。


屋根からの落雪に巻き込まれる

屋根からの落石が原因でなくなる方は、17%を占めます。

新雪の日や晴れて暖かくなった日には、屋根からの落雪に注意が必要です。

雪の塊が頭を直撃したり、大量の落雪に巻き込まれたりして生き埋めになる恐れもあります。

頭上には十分に注意をして作業しましょう。


水路への転落

水路へ転落して亡くなる方は、全体の10%を占めます。

発見までの時間がかかり、死亡に至る例もあるので

『除雪』をするときには、足下にも十分に注意して、落下しないようにしましょう。


除雪機への巻き込み事故

除雪作業中の死亡事故の5%は、除雪機に巻き込まれたことが原因です。

除雪機に雪が詰まった場合は、取り除く必要がありますが

このときに、エンジンやモーターを止めずに作業を行うと、体の一部が巻き込まれてしま事故につながります。

エンジンを切ってから、除雪機の雪詰まりの取り除きをしましょう。


除雪作業中に心筋梗塞などを起こす

寒い屋外での作業により、作業中に発作を起こして死亡する方も過去に出ております。

疲労がたまっていたり、体調がすぐれないときには作業しないようにしましょう。

(写真:photo AC 様)

「雪かきの10か条」

ウェザーニュース様が、YouTubeにて「雪かきの10か条」を紹介しています。

とても分かりやすくみやすいので、どうぞ参考になさってください。

(参照:YouTube ウェザーニュース様)

『雪かき』の参考動画の紹介

はじめての方にとって『雪かきのイメージ』を掴みやすいように

参考になる動画をひとつ紹介させていただきます(動画制作者様には許可を得ております)

『正しい雪かきの仕方』

『体に負担のかからない雪かきの仕方』

『腰を痛めないコツ』

『雪かき中に注意する点』

以上について、実践しながら説明してくださっていますので、参考にしていただければと思います。

とても勉強になる動画です。

(参照:大西 様 YouTube)

まとめ

『雪かきをするときの注意点』について

雪かき初心者のあなたに向けてお話させて頂きました。

『雪かき』に対する

慣れや油断

正しい知識不足が事故を招きます。

『雪かき』の前に事故防止のポイントをしっかりと確認して

安全を第一に考えて『雪かき』を行いましょうね。

あなたの備えようとする勇気あるその一歩が

かけがえのない『いのち』を救うことに繋がるかもしれません。

あなたの大切な方を思い浮かべてみてください。

災害に巻き込まれて、大切な方が目の前で困っていたとしたら、あなたはどうしますか?

大切な方の顔を思い浮かべ、自分に何ができるかを考え

『防災』をイチから始めてみませんか?

ここまで読んで下さったあなたはもう一歩踏み出すだけですよ。

自然災害や事故はいつ自分の身に降りかかるかわかりません。

他人事とは考えず、自分自身と大切なひとを守るためにしっかり備えていきましょうね。


最後に、ウィリアム・シェイクスピアの言葉をおくります

Proud, for, the human biggest enemy.

慢心は人間の最大の敵だ。

ウィリアム・シェイクスピア(1564年4月26日~1616年4月23日)
イギリスの劇作家、詩人

最後までお付き合いくださり、どうもありがとうございました。


(写真:photo AC 様)

(アイキャッチ画像:photo AC 様)

写真素材引用リンク先:photo AC 様 

https://www.photo-ac.com/

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ABOUTこの記事をかいた人

茨城県出身。 子供のころから本を読むことが好きで、翻訳家になることが夢になり、大学では英文学を専攻。 休日は、京都市内の観光名所へ出かけ、海外からの観光客の道案内をさせていただき、スピーキング力の向上に努め、日々英語漬けの学生時代を送る。 海外へ行って世界を見てみたい気持ちが強くなり、大学卒業後はオーストラリアへ留学。 メルボルンに到着後、バックパッカーホステルに約1か月間滞在。アパートを見つけて引っ越しするまでの間、世界中から来られた方たちと交流を深め、「価値観」「生き方」「人生の楽しみ方」の違いを肌で感じ、大きな影響を受ける。 その後も海外での生活を通じて、「助け合いの大切さ」「想いやりの気持ちの大切さ」などを身をもって学ぶ。 人生観も大きく変わり、いつか誰かのサポートをさせて頂く仕事につきたいと思うようになる。 ご縁にも恵まれ、福祉の道に進み、高齢者施設、障がい者支援施設で入居者様や利用者様の生活支援をさせて頂く。 福祉の仕事では、「当たり前のものは何ひとつないこと」「ひとに寄り添うことの大切さ」「純粋無垢なやさしさ」を学ばせていただきました。 福祉施設を退職後、フリーランスとなり 『防災』に関するライターの仕事をきっかけに、「海外の防災対策やサバイバル術」を学びはじめ 海外の防災ウェブページやYouTube、日本の公的機関の防災情報等をを日々チェックしています。 ひとりでも多くの方に「防災」について意識を高く持っていただけたらという思いで、ブログをはじめました。