Jアラートが発表されたときの対応の仕方!瞬時に対応が取れるように、場面ごとの対応の仕方を学んでおきましょう!

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こんにちは。

管理人のYoshiです。

どのように対応すれば良いか分かっているのと、全く知らないでいるのとでは、いざというときの行動に差が出てしまいます。

皆さんは、Jアラートが発表されたときの対応をご存知ですか?

弾道ミサイルは、発射からわずか10分も経たないうちに、日本に到達する可能性があります。

現に、平成28年2月7日に北朝鮮西岸の東倉里(トンチャンリ)付近から発射された弾道ミサイルは、約10分後に、発射場所から約1,600km離れた沖縄県先島諸島上空を通過しました。

このことからも、素早い判断と避難が必要なことが分かることと思います。

Jアラートが発表されたときの対応

ミサイルが着弾した時の爆風や破片などによる被害を避けるため、物陰に身を隠すか、地面に伏せて頭部を守ってください。

また、近くに建物がない場合などは、こうした爆風や破片などによる身体への被害を避けるため、状況に応じた避難行動を取る必要があります。

想定されるいくつかの場面に分けて、対応の仕方を紹介します。参考にしていただけたらと思います。

(画像:内閣官房 国民保護ポータルサイト)


屋外にいるとき(建物が近くにある場合)

Jアラートが発表されたときに、屋外にいるかもしれません。

建物が近くにある場合は、次のように行動しましょう。

  • 屋外にいる場合は、ミサイルが着弾した時の爆風や破片などの被害を避けるため、近くの建物の中か地下に避難してください。
  • 建物も出来れば頑丈な建物を選ぶようにしましょう!

(画像:内閣官房 国民保護ポータルサイト)


屋外にいるとき(建物が近くにない場合)

屋内にいるときに「Jアラート」が鳴るとは限りません!

屋外にいて、近くに建物がない場合の対応の仕方は変わってきます。

状況に応じて対応できるように、下記で紹介する対応の仕方をよく覚えておいてください。

田園地帯

畑仕事などをしているときに「Jアラート」が発表されるかもしれません。

周りに身を隠せる頑丈な建物もなく、どうしたらいいかと不安に思う方も多いかと思いますが、落ち着いて、次の行動を取れるようにしておきましょう。

  • 身を隠す場所を探しましょう。
  • 近くに建物があれば、そこへ身を隠してください。
  • 農業用水やコンクリート製の橋がある場合、そこに身を隠してください。

自動車運転中

「Jアラート」が発表されたときに、自動車を運転しているかもしれませんね。

そのときには、落ち着いて、次の行動を取りましょう。

  • 車を止めて頑丈な建物や地下に避難してください。
  • 周囲に避難できる頑丈な建物や地下施設がない場合、車から離れて地面に伏せ、頭部を守ってください。
  • 高速道路を通行している時など、車から出ると危険な場合には、車を安全な場所に止めてください。そして、車内で姿勢を低くして、行政からの指示があるまで待機しましょう。

電車乗車中

朝の通勤通学などの時間帯をはじめ、偶然にも電車に乗っているときに「Jアラート」が発表される可能性もあります。

逃げ場はなく、どうしようと不安に感じることと思いますが、落ち着いて、次の行動を取ってください。

  • 窓から離れましょう。
  • 中央付近に移動し、姿勢を低くして、身を守る姿勢をとりましょう。
  • 手持ちの鞄などで頭を守りましょう。

(画像:内閣官房 国民保護ポータルサイト)


その他の状況

  • 山作業をしているときは、その場に伏せて、頭を守る姿勢をとりましょう。
  • 道を歩いているときなどは、塀に身を寄せて、頭を守る姿勢をとってください。
  • 公園にいるときなどは、遊具のなかへ入り、身を隠して安全を確保しましょう。
  • 公園にいて、遊具が近くにない場合、ベンチがあればその下へ入り身を隠してください。
  • 駅構内にいるときは、隙間を捜し、そこへ身を隠して安全を確保しましょう。

(画像:内閣官房 国民保護ポータルサイト)


屋内にいるとき

「Jアラート」が発表されたときに、屋内にいる場合は対応がまた異なってきます。

爆風で壊れた窓ガラスなどで被害を受けないよう、できるだけ窓から離れ、窓のない部屋へ移動しましょう。

屋内にいるときには、危険の窓を意識しておいてください。

学校

  • まずは落ち着いて、窓から離れましょう。
  • 教室にいるときは、机の下へもぐり、身を守る姿勢をとりましょう。
  • 廊下などにいる場合、窓が近くにあればすぐにそこからは離れて、身を隠せる場所を探しましょう。教室へ入り、机の下へ潜り込むのも良いでしょう。

自宅

自宅でゆっくり過ごしてい時に、突然「Jアラート」が発表されるかもしれません。

そんなときにも、慌てることなく、次のように対応してください。

  • 窓から離れましょう。
  • できれば窓のない部屋へ移動してください。
  • こたつやダイニングテーブルの下にもぐり、身を守る姿勢をとりましょう。
  • 座布団などで頭をガードしながら、窓のない廊下へ避難し、身を守る姿勢をとってください。

オフィス

「Jアラート」が発表されたときに、お仕事されている方も多いことでしょう。

そんなときには、次のように対応してください。

  • 窓から離れましょう。
  • 窓から離れた廊下へ出て、身を守る姿勢をとってください。
  • デスクの下へ入り、身を守る姿勢をとりましょう。
(画像:内閣官房 国民保護ポータルサイト)

住民避難訓練の紹介

弾道ミサイルを想定した住民避難訓練が全国各地で行われています。

国民保護ポータルサイトで、そちらの避難訓練の様子を見ることができるので、参考までに動画URLを貼っておきます。

ぜひ、参考にしてください。

https://www.kokuminhogo.go.jp/kunren/hinan/index.html

内閣官房 国民保護ポータルサイトから

(画像:内閣官房 国民保護ポータルサイト)

まとめ

ここまで、Jアラートが発令されたときの対応を紹介してきました。

弾道ミサイルが着弾すれば、爆風や建物等が破壊されたことに伴う破片などが発生します。

各場面において、対応の仕方は変わってきます。

いつでも対応できるように、日頃から頭に入れておきましょう!

日頃よりしっかりと備えて対応できるようにしておくことができれば

いざというときに慌てずに行動することができます。

あなたの備えようとする勇気あるその一歩が

かけがえのない『いのち』を救うことに繋がります。

大切な方の顔を思い浮かべ、自分に何ができるかを考え

自分の出来るところから始めてみませんか?

自然災害や事故はいつ自分の身に降りかかるかわかりません。

他人事とは考えず、自分自身と大切なひとを守るためにしっかり備えていきましょうね。

(画像 : photo AC 様)

(画像:内閣官房 国民保護ポータルサイト様)

(画像 : photo AC 様)


(アイキャッチ画像:photo AC 様)

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ABOUTこの記事をかいた人

茨城県出身。 子供のころから本を読むことが好きで、翻訳家になることが夢になり、大学では英文学を専攻。 休日は、京都市内の観光名所へ出かけ、海外からの観光客の道案内をさせていただき、スピーキング力の向上に努め、日々英語漬けの学生時代を送る。 海外へ行って世界を見てみたい気持ちが強くなり、大学卒業後はオーストラリアへ留学。 メルボルンに到着後、バックパッカーホステルに約1か月間滞在。アパートを見つけて引っ越しするまでの間、世界中から来られた方たちと交流を深め、「価値観」「生き方」「人生の楽しみ方」の違いを肌で感じ、大きな影響を受ける。 その後も海外での生活を通じて、「助け合いの大切さ」「想いやりの気持ちの大切さ」などを身をもって学ぶ。 人生観も大きく変わり、いつか誰かのサポートをさせて頂く仕事につきたいと思うようになる。 ご縁にも恵まれ、福祉の道に進み、高齢者施設、障がい者支援施設で入居者様や利用者様の生活支援をさせて頂く。 福祉の仕事では、「当たり前のものは何ひとつないこと」「ひとに寄り添うことの大切さ」「純粋無垢なやさしさ」を学ばせていただきました。 福祉施設を退職後、フリーランスとなり 『防災』に関するライターの仕事をきっかけに、「海外の防災対策やサバイバル術」を学びはじめ 海外の防災ウェブページやYouTube、日本の公的機関の防災情報等をを日々チェックしています。 ひとりでも多くの方に「防災」について意識を高く持っていただけたらという思いで、ブログをはじめました。