「豪雨&台風」への対策10カ条

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こんにちは。

管理人のYoshiです。

先月の台風10号は、一時期は大変強い勢力で上陸し、そのすさまじい風で、多くの被害をもたらしました。

また、その後は勢力を落としながらも迷走したノロノロした動きで、多くの地域で記録的な雨を降らせ、台風から遠い地域でも大雨をもたらし、全国的に大きな被害を出した台風でした。

そして、9月に入り、また新しい台風の卵が出来てきています。

今月は台風がとても多い時期となります。

まだ台風のシーズンは終わってないのです。

台風は、地震と違いある程度の予測ができ、また発生から上陸・接近まで時間があるため、備えることが可能です。

そこで、今回は、「豪雨&台風」への対策を10個に厳選して紹介いたします。

  1. ハザードマップで自宅周辺や避難場所周辺の想定被害を確認する
  2. 避難経路を確認する
  3. 防災グッズを準備する
  4. 土嚢などで自宅開口部を塞いで浸水被害を少なくする
  5. トイレなどの逆流に備える
  6. 自治体の指示には速やかに従い避難する
  7. 冠水した道路では、マンホールの穴や側溝に気を付ける
  8. 増水した川や水路、田んぼなどを確認しに行かない
  9. 在宅避難になることを想定して高い場所で身を守れるようにする
  10. アンダーパスに気をつける

以上が、「豪雨&台風」に備える10カ条です。

難しいものではないので、ひとつひとつ確認しながら備えていただけたらと思います。

ハザードマップで自宅周辺や避難場所周辺の想定被害を確認する

豪雨や台風による被害を最小限に抑えるためには、まずハザードマップを活用することが重要です。

自宅周辺や避難場所周辺のハザードマップを確認し、想定される被害を把握しましょう。

ハザードマップは、洪水や土砂災害などのリスクが高いエリアを示しており、事前に被害を予測することができます。

自宅や職場が被害の危険にさらされる場所にある場合、早めの避難や安全な場所の確保が重要です。

また、避難経路の確認や非常用持ち出し袋の準備も欠かせません。

こうした対策を事前に講じることで、被害を最小限に抑え、命を守る行動をとることができます。

避難経路の確認

豪雨や台風の際には、避難経路の確認が非常に重要です。

まず、避難場所までの複数のルートを確認し、最も安全で迅速に到達できる経路を選びましょう。

ハザードマップを活用して、洪水や土砂災害のリスクが少ないルートを把握することが大切です。

また、避難経路が通行可能かどうかを確認し、道路の状態や通行規制を事前に調べておくことも必要です。

家族全員で避難経路を共有し、実際に歩いてみることで、緊急時にスムーズに避難できるようにしましょう。

さらに、夜間や悪天候時の避難も考慮し、必要に応じて懐中電灯や雨具などを準備しておくと良いでしょう。

計画的な確認と準備が、災害時の安全を確保するための鍵となります。

防災グッズを準備する

豪雨や台風に備えて、防災グッズの準備は不可欠です。

まず、非常食や水を最低でも3日分用意しましょう。

加えて、衛生管理のために携帯トイレや消毒液も備えておくと良いです。

重要なアイテムとしては、懐中電灯やラジオ、予備のバッテリーが挙げられます。

これにより、停電時や情報収集に役立ちます。 

また、応急処置キットや常備薬も忘れずにしておきましょう。

家族全員のために必要なアイテムをリストアップし、取り出しやすい場所にまとめておくことで、緊急時の対応がスムーズに行えます。

これらの備えが、災害時の安全と安心を支える重要な要素となります。

土嚢などで自宅開口部を塞いで浸水被害を少なくする

豪雨や台風による浸水被害を防ぐためには、自宅の開口部をしっかりと塞ぐことが重要です。

具体的には、玄関や窓、排水口などの開口部に土嚢を積み上げることで、浸水の進入を防ぐことができます。

土嚢は、適切な方法で積むことで効果的に水の侵入を防げます。

まず、開口部周辺に土嚢を並べ、その上にさらに重ねて高さを調整します。

隙間ができないように密着させることがポイントです。

また、予備の土嚢や防水シートを用意しておくと、急な増水時にも対応できます。

さらに、普段から排水溝の清掃を行い、雨水がスムーズに流れるようにしておくことも大切です。

これらの対策を講じることで、自宅の浸水被害を最小限に抑えることができ、安心して台風や豪雨に備えることができます。

トイレなどの逆流に備える

豪雨や台風の影響で、トイレなどの排水が逆流する可能性があります。

これに備えるためには、いくつかの対策を講じることが重要です。

まず、トイレの逆流防止用バルブやチェックバルブを設置することで、下水の逆流を防ぐことができます。

さらに、排水口や下水道の清掃を定期的に行い、詰まりを防ぐことも重要です。

豪雨や台風前には、トイレや排水口に詰まりがないか確認し、必要に応じて専門業者に点検を依頼しましょう。

また、家庭用のポンプや防水シートを用意し、逆流が発生した際には迅速に対応できるようにしておくと安心です。

これらの対策を講じることで、逆流による水害や不快な状況を最小限に抑え、安心して災害に備えることができます。

自治体の指示には速やかに従い避難する

豪雨や台風の際には、自治体からの指示に速やかに従うことが非常に重要です。

自治体は地域の気象情報や災害リスクに基づき、避難指示や警報を発令します。

これらの指示は、住民の安全を守るために発表されるものであり、迅速かつ冷静に対応することで、被害を最小限に抑えることができます。

避難指示が出た場合は、迷わず指定された避難所へ向かい、家族全員で安全に避難するよう心がけましょう。

事前に避難場所や経路を確認しておくことも有効です。

避難中は、指示に従い、他の住民や防災スタッフと協力しながら行動することが求められます。

万が一、避難が遅れると危険が増すため、指示が出た時点で迅速に行動を開始することが、災害時の安全を確保する鍵となります。

冠水した道路では、蓋が外れたマンホールの穴や側溝に気を付ける

豪雨や台風による冠水した道路では、蓋が外れたマンホールの穴や側溝に特に注意が必要です。

冠水が進むと、通常の道路状態が隠れ、マンホールの蓋が浮いたり、側溝が見えなくなったりすることがあります。

これにより、歩行者や車両が穴に落ちたり、損傷を受けたりする危険が増します。

歩行する場合は、慎重に進み、足元を確認しながら歩くことが重要です。

また、車で通行する際には、速度を落とし、前方の状況をよく見て走行するようにしましょう。

可能であれば、冠水した道路を避け、安全なルートを選ぶことをおすすめします。

急な水位の変化に備えて、冠水地域では細心の注意を払い、安全を最優先に行動してください。

増水した川や水路、田んぼなどを確認しに行かない

豪雨や台風の際には、増水した川や水路、田んぼなどを確認しに行くことは非常に危険です。

増水した河川や水路は急激な水位の変化があり、流れが強くなっているため、近づくと流される危険があります。

特に、台風による豪雨では水量が急増するため、状況を見誤ると命に関わる事故が発生する恐れがあります。

自宅や避難所から外に出る際は、最新の気象情報や警報に従い、増水した場所に近づかないようにしましょう。

もし周囲の状況を確認する必要がある場合は、安全な方法、例えばテレビやラジオ、インターネットで情報を収集することが推奨されます。

命を守るためには、危険な場所に近づかず、専門機関からの指示に従って行動することが最も重要です。

在宅避難になることを想定して、高い場所で身を守れるようにする。

豪雨や台風の際には、状況に応じて在宅避難を考慮し、高い場所で身を守る準備が重要です。 

特に浸水のリスクがある地域では、家の中で安全を確保するための対策が必要です。

まず、自宅の2階やそれ以上の高い場所に避難できるスペースを確保しておきましょう。

家具や家電製品を高い位置に移動させることで、万が一の浸水に備えられます。

また、必要な非常食や飲料水、医療品などを高い場所に収納し、緊急時にすぐにアクセスできるようにしておくことも大切です。

さらに、家族全員が避難場所を把握し、緊急時にどう行動するかを事前に確認しておくことで、混乱を避け、迅速に安全な場所へ移動できるようにしましょう。

状況に応じた適切な準備が、豪雨や台風時の安全を確保する鍵となります。

アンダーパスに気をつける

豪雨や台風の際には、アンダーパス(地下道や高架下の道路)に特に注意が必要です。

アンダーパスは通常、雨水が集まりやすく、短時間の大雨でも急速に冠水することがあります。

冠水したアンダーパスに進入すると、流れに飲まれてしまったり、車両や人が困難な状況に陥る危険性があります。

運転中にアンダーパスに遭遇した場合は、特に視界が悪くなるため、進入を避け、代替のルートを選ぶことが賢明です。

歩行者も冠水したアンダーパスに近づかず、安全な場所に避難するようにしましょう。

また、事前に気象情報や道路情報をチェックし、冠水の危険がある区域を避ける計画を立てておくと良いでしょう。

アンダーパスでの事故を防ぐためには、状況に応じた慎重な行動が求められます。

また、万が一、車の中に閉じ込められたときのために、車内用の窓ガラスを割る「脱出ハンマー」という道具を購入し、車の中に置いておき、いつでも脱出できるように準備しておきましょう。

いざというときのために、ひとつ持っておくと便利ですよ。

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まとめ

ここまで「豪雨&台風」に備える10カ条を紹介して参りました。

今月も先月に引き続き、ゲリラ豪雨や台風に注意して過ごしていきましょう。

天気予報を適度にチェックし、必要な時には、きちんと備えるようにしましょう。

先月の大きな地震や台風を契機に、改めて防災の大切さを痛感している方も多いかと思います。

台風などの直前になると買い込みに走る方が増えて、商品を買い揃えるのも大変です。

少しづつでも良いので、必要なものをひとつひとつ考えて予め用意しておくことをお勧めいたします。

いざというときに、きっと役立つことでしょう。

日ごろからの備えがあるのとないのとでは、いざというときに大きな差となって表れてきます。

自然災害はいつ起こるか分かりません。

あなたの備えようとする勇気あるその一歩がかけがえのない大切な家族の『いのち』を救うことにつながります。

大切な方の顔を思い浮かべ自分に何ができるかを考え『防災』をイチから始めましょう。

ここまで読んで下さったあなたはもう一歩踏み出すだけですよ。

自然災害や事故はいつ自分の身に降りかかるかわかりません。

他人事とは考えず、自分自身と大切なひとを守るためにしっかり備えていきましょうね。

最後までお付き合いくださり、誠にありがとうございました。

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ABOUTこの記事をかいた人

茨城県出身。 子供のころから本を読むことが好きで、翻訳家になることが夢になり、大学では英文学を専攻。 休日は、京都市内の観光名所へ出かけ、海外からの観光客の道案内をさせていただき、スピーキング力の向上に努め、日々英語漬けの学生時代を送る。 海外へ行って世界を見てみたい気持ちが強くなり、大学卒業後はオーストラリアへ留学。 メルボルンに到着後、バックパッカーホステルに約1か月間滞在。アパートを見つけて引っ越しするまでの間、世界中から来られた方たちと交流を深め、「価値観」「生き方」「人生の楽しみ方」の違いを肌で感じ、大きな影響を受ける。 その後も海外での生活を通じて、「助け合いの大切さ」「想いやりの気持ちの大切さ」などを身をもって学ぶ。 人生観も大きく変わり、いつか誰かのサポートをさせて頂く仕事につきたいと思うようになる。 ご縁にも恵まれ、福祉の道に進み、高齢者施設、障がい者支援施設で入居者様や利用者様の生活支援をさせて頂く。 福祉の仕事では、「当たり前のものは何ひとつないこと」「ひとに寄り添うことの大切さ」「純粋無垢なやさしさ」を学ばせていただきました。 福祉施設を退職後、フリーランスとなり 『防災』に関するライターの仕事をきっかけに、「海外の防災対策やサバイバル術」を学びはじめ 海外の防災ウェブページやYouTube、日本の公的機関の防災情報等をを日々チェックしています。 ひとりでも多くの方に「防災」について意識を高く持っていただけたらという思いで、ブログをはじめました。