こんにちは。
わたしのブログに足を運んでくださり、どうもありがとうございます。
管理人のYoshiです。
近年になり
『過去最強クラスの台風』が続いていますね。
上陸する可能性のある大きな台風が発生するたびに
「過去最大級」と報じられるニュースを見て
ふと疑問に思う方もいらっしゃることでしょう。
「何十年に一回の大きさ」、、、
いやいや、昨年も言っていませんでしたか?、、、と
同じフレーズを頻繁に聞くようになり
ひと昔とは何かが違っていることを感じていることと思います。
そこで今回は
最新の研究結果や
台風とハリケーンの被害を紹介しながら
「台風へ最大限の警戒が必要な理由」ついてお話させてもらいます。
日本のメディアでは報じられていない重要な情報を多く含みます。
大切なお話なので、最後まで読んでいただけたら幸いです。
重要:最新の研究結果〜台風の行く末〜
2020年5月、CNNが次のようなニュースを報じました。
「地球が温暖化するにつれて、世界のハリケーンや台風、サイクロンがこれからより大型で強いものになってくる」
引用: CNNニュース(2020年5月18日)
ウィスコンシン大学マディソン校と全米海洋大気管理局(NOAA)の研究者が、このような最新の調査結果を発表しています。
非常に興味深い調査結果ですね。
https://www.cnn.com/2020/05/18/weather/climate-change-hurricane-tropical-cyclone/index.html CNNニュース(2020年5月18日)
さらに、、、
2020年11月、BBCも次のようなニュースを報じました。
北大西洋で発生するハリケーンが、地球温暖化の影響で、上陸後もかつてよりはるかに強い勢力を維持していると、科学者たちが指摘している。この研究内容は学術誌「ネイチャー」に11日に掲載された。
引用:BBCニュース(2020年11月12日)
先に記載した「ウィスコンシン大学マディソン校と全米海洋大気管理局(NOAA)の研究者の発表」と同じ研究結果となっており
このまま温暖化が続いていくとハリケーンの減衰速度も遅くなり、
より多くのハリケーンが上陸をし、
内陸部がこれまで以上に激しい暴風雨に見舞われることになると危惧されています。
https://www.bbc.com/japanese/54913129 BBCニュース(2020年11月12日)
この研究内容を裏付けるような驚愕のデータも公開されています。
過去のハリケーンについて記録したNOAA(アメリカ海洋大気庁:National Oceanic and Atmospheric Administration)のデータベース『IBTrACS』というものがあります。
この『IBTrACS』によると
世界中で上陸が確認された大型ハリケーンの上位10個のうち、7個は2006年以降に発生しているということです。
この数値を見るだけでも、近年のハリケーンの強さが異常であることがわかりますね。
同じことが台風にも言えます。
ハリケーンと同じように、台風も今後より大型で強力なものになってくるというのです。
現に、、、日本ではほとんど報道されていませんでしたが
2020年11月、フィリピンを直撃した「スーパー台風」は、とても大きな被害を出しています。
この台風は過去最強のものだったそうです。
進路がズレて日本へ向かっていたことを考えるとゾッとしますね。
そうです、、、
台風はいつ日本に向かってくるかわかりません。
フィリピンを襲った「スーパー台風」が日本にも上陸していた可能性があることを意識しておく必要がありますね。
もし、進路がズレていたとしたら、甚大な被害が日本にもでていたことでしょう。
これらのことから、台風にも最大限の警戒が必要なことがわかります。
IBTrACSとは、NOAA(アメリカ海洋大気庁)によって世界13カ所のセンターで解析された、熱帯低気圧のベストトラックデータのことを言う。
IBTrACS(International Best Track Archive for Climate Stewardship)
2019年 台風の被害
台風の被害と聞くと、2019年の台風15号・19号の被害を思い出される方が多いかと思います。
特に被害の大きかった台風19号は、東日本および東北地方の広範囲に記録的な豪雨をもたらし、多摩川や千曲川、阿武隈川といった主要河川の氾濫・堤防決壊を引き起こしました。
2020年10月13日18時時点で全国で100,621棟の住家に被害が確認されている[70]。
・住家の全壊3,229棟、半壊28,107棟、一部破損40,212棟、床上浸水7,524棟、床下浸水21,549棟
・公共建物の被害272棟、その他の非住家被害16,095棟
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
令和元年東日本台風(れいわがんねんひがしにほんたいふう、令和元年台風第19号、アジア名:ハギビス/Hagibis、命名:フィリピン、意味:すばやい)は、2019年(令和元年)10月6日3時にマリアナ諸島の東海上で発生し、12日に日本に上陸した台風である[1]。関東地方や甲信地方、東北地方などで記録的な大雨となり、甚大な被害をもたらした。
日本政府はこの台風の被害に対し、激甚災害[2][3][注釈 1]、特定非常災害(台風としては初)[4]、大規模災害復興法の非常災害(2例目)[5]の適用を行った[6]。また、災害救助法適用自治体は2019年11月1日時点で14都県の390市区町村であり、東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)を超えて過去最大の適用となった[2][7]。被災者向け避難所が最後に閉鎖されたのは発生翌年の2020年3月23日、福島県伊達市においてである[8]。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
まるで悪夢を見ているかのような「被災地の映像」がいまも脳裏に焼き付いて離れませんね。
まさかこんなことになるなんて予想もしていなかった、、、
何十年も住んでいるが、こんなことはじめてだ、、、
このような悲痛な声が全国各地で聞かれ
「台風の怖さ」を思い知らされました。
残念ながら、時間をもとに戻すことはできません。
いまできることは、過去の教訓をいかして、しっかり備えることです。
2020年 世界各地を襲った台風とハリケーンの異常な強さ
先の研究結果を裏付けるように
2020年も大型で強力な
『台風』
『ハリケーン』が世界中を襲いました。
日本ではあまり報じられていないためご存じない方が多いことでしょう。
2020年の『台風』と『ハリケーン』の強さは異常なものでした。
アメリカを襲ったハリケーン
2020年8月27日、アメリカ南部のルイジアナ州に大型ハリケーン「ローラ」が上陸しました。
上陸時の勢力は、上から2番目に強い「カテゴリー4」。
過去最大級の強さでした。
ハリケーン・ローラは、現地時間の8月27日午前1時(日本時間午後3時)頃に、アメリカ合衆国ルイジアナ州南西部のキャメロン付近に上陸した[1][2][3][4]。上陸時の勢力は5段階中2番目に強いカテゴリー4であり[5][6][7]、中心気圧938hPa、最大風速67m/sであった。ルイジアナ州に上陸したハリケーンとしては、1,000人以上の死者を出した2005年のハリケーン・カトリーナ(上陸時:最大風速55m/s・カテゴリー3)をも上回り過去最大級となった[7][8][9]。それまで同州に上陸した中で最も強かったハリケーンは、最大風速67m/sの1856年のハリケーン(英語版)であったため、ローラはこれと並んで観測史上最も強い勢力で上陸した[10][5][8]。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
Deadly Hurricane Strike / ハリケーン「ローラ」被害
フィリピンを襲った台風
2020年11月1日、最大時速195マイル(秒速87m)と推定される暴風を伴うスーパー台風「ゴニ」がフィリピン諸島を襲いました。
米国海洋大気庁(NOAA)の一部門である国立ハリケーンセンター(NHC)と米海軍の合同台風警報センター(JTWC)の観測によると、上陸した台風としては過去最強だったということです。
10月27日3時にマリアナ諸島で熱帯低気圧が発生。合同台風警報センター(JTWC)は10月28日12時に熱帯低気圧番号22Wを割り当てた。22Wは10月29日3時に北緯16度40分・東経138度15分のフィリピンの東で台風となり、アジア名コーニー(Goni)と命名された[1]。また、フィリピン大気地球物理天文局(PAGASA)は同日17時にフィリピン名「ロリー(Rolly)」と命名した。台風は10月30日0時に「強い」勢力、同日9時に「非常に強い」勢力に発達。同日16時にJTWCの解析でカテゴリー5となった。同日18時に「猛烈な」勢力となり、中心気圧は29日21時から30日21時までの24時間で75ヘクトパスカル低下した。11月1日3時、更に中心気圧が下がって905ヘクトパスカルに達し、同日5時50分(フィリピン標準時4時50分)にカテゴリー5・「猛烈な」勢力を保ったままフィリピンのカタンドゥアネス島のバタ付近に上陸した[2][3]。「猛烈な」勢力でフィリピンに上陸した台風は2018年の台風22号以来である。フィリピンに上陸後は急速に勢力を落として南シナ海に抜け、11月6日3時に北緯14度00分・東経111度00分で熱帯低気圧に変わった。
この台風はJTWCの解析で、上陸時の最大風速(1分間平均)は87m/sと、2013年の台風30号や、2016年の台風14号を上回り、「世界最強の上陸台風」となった[4]。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
ニカラグアを襲ったハリケーン
2020年11月3日、カテゴリー4のハリケーン「エタ」が、に時速145マイル(秒速65m)の強風を伴いニカラグア沿岸を直撃しました。
NOAAハリケーンセンターの発表によると、その勢力は中米全域に「人命を脅かすほどの高潮、暴風、鉄砲水、地滑り」をもたらす大きさだったということです。
このハリケーンは、中米諸国を横断し、各地に豪雨をもたらし、その結果「壊滅的な洪水」が続くだろうと、米国立ハリケーン・センター(NHC)は警告を出しました。
日本を襲った台風
2020年9月、日本列島に接近、上陸した「台風10号」は、上陸時の中心気圧が920~930hPa程度になると事前に予測されていました。
統計開始以来、最強クラスで接近するのではないかと警戒され、台風への備えをしっかりとするように、各メディアが声を大にして訴えていたのは記憶に新しいところです。
令和2年台風第10号(れいわ2ねんたいふうだい10ごう、アジア名:ハイシェン / Haishen[注 1])は、2020年9月に発生し、日本に接近後に朝鮮半島に上陸した台風である。一時は「大型で非常に強い」台風となったことから過去最強クラスと言われ、特別警報の発表も予想されたが、実際に日本に接近した際には予想よりも勢力が落ちたものの、非常に強い勢力として接近した[1]。また、特別警報の発表も結局は見送られた。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
近年は台風が大型化し、台風による被害が多くなりましたね。
CNNニュースやBBCニュースが報じた最新の調査結果どおりになるならば、今後も台風への警戒は最大限していく必要があります。
まとめ
近年の深刻な台風とハリケーンの被害と
今後、台風の勢力が強くなる傾向にあることをお話しさせていただきました。
台風に最大限警戒する必要性を感じ取っていただけたでしょうか?
ひと昔まえまでは、台風といってもそれほど怖い思いをしたことはないように記憶しています。
ところが、近年は台風による被害が多くなってきています。
また、紹介したように
世界中で過去最大級の台風とハリケーンが猛威をふるいました。
海外ニュースが報じた最新の調査結果をしっかりと受け止めて、台風への備えを怠らないようにしていきましょう。
備えることができずいると
どうしたらよいかわからず
不安だけが広がり落ち着かないものですよね。
しかし
日頃より防災グッズを用意し
台風によって引き起こされるリスクについて学び
しっかりと備えて対応できるようにしておくことができれば
いざというときに慌てずに行動することができます。
台風が大型で強力なものになってきていることをこの機会に学んでいただき
台風への警戒と、防災への意識を高く持ってもらえたらなと思います。
自然災害は、いつ自分の身に降りかかるかわかりません。
ひとりひとりの行動と備えが、かけがえのない「いのち」を助けることにつながります。
他人事とは考えず、大切なひとを守るためにしっかり備えていきましょうね。
(アイキャッチ画像:photoAC様)
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