こんにちは。
管理人のYoshiです。
当ブログに足を運んでくださり、どうもありがとうございます。
地震大国の日本では、毎日のように地震が起きています。
2020年12月頃より、比較的大きな地震が増えてきたと感じていたそんな中、福島県沖を震源域とするM7.3最大震度6強を観測する大きな地震が発生しました(2021年2月13日)
テレビなどを通して『地震が起きた瞬間の映像』をご覧になった方も多いかと思います。
家具やモノが倒れ部屋中に散乱する様子が目に焼き付いたことでしょう。
当ブログでも『地震への対策 / 自宅編(家具・電化製品・照明などの固定)』を紹介しておりますので
余震に備え、ケガするリスクを減らすことができるよう、地震への備えの参考にしていただけたらと思います。
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気象庁の会見によると、今回の地震は東日本大震災の震源域で発生しており、その余震であるとのことです。
揺れの強かった地域では、地震発生から1週間程度は最大震度6強程度の強い揺れのおそれがあるとして、注意を呼びかけられていますので、引き続き警戒してくださいね。
そこで今回は、『地震が起きたときに取るべき行動』についてお話させていただきます。
【リビング・寝室・台所・トイレ・お風呂・ベランダ・玄関・庭】
このような場面にわけて
『身の安全を第一に』した対応の仕方を紹介します。
大きな余震が起こらなければそれが一番いいのですが
もし大きな余震が起きた場合
そのときの対応の参考になればという思いで書いていきます。
自宅にいるときに地震が起きた場合の行動
先日の地震は23時08分頃に発生しました。
夜遅い時間だったことから、自宅にいた方が多かったのではないでしょうか?
また、時間も遅かったので、すでに就寝中だった方
入浴していた方もいたことでしょう。
地震は時を選ばず襲ってきます。
そこで、様々なシチュエーションを想定して
地震が起きた時にとっさの行動を取ることができるようにしておきましょう。
次の8つの場面にわけて『対応の仕方』を紹介していきます。
①リビング
②寝室
③台所
④トイレ
⑤お風呂
⑥玄関
⑦ベランダ
⑧庭
自宅には多くのリスクが潜んでいます。
大きな地震が起こると
身の回りにある何でもないものが凶器に変わってしまいます。
身を守ることを第一に行動できるようにしていきましょう。
『自宅にどのようなリスクが潜んでいるか』については、別の記事で詳しく書いておりますので
宜しければこちらもあわせて、ご覧ください。リンクを貼っておきますね。
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リビング
リビングにいるときに地震が起こると
【家具が倒れる・窓ガラスが割れる・照明が落ちる】などのリスクがあります。
では、どのような行動をとればよいのでしょうか?
具体的には次のようなことです。
①転倒する可能性のある背の高い家具などから離れる(下敷きになるのを防ぐため)
②転倒する可能性のある電化製品(テレビなど)からも離れましょう
③花瓶や雑貨など、落下する可能性が高いものに注意を払う
④窓ガラスが割れる可能性があるので、すぐに離れてください
➄窓ガラスや雑貨など様々なものが床に散乱して足をケガする可能性が高いため、スリッパを履いて移動する
⑥避難経路確保のためドアを開放しておきましょう
⑦照明が落下するかもしれないので、頭上にも注意を払い頭を両手で守る(クッション・座布団なども有効です)
⑧頭を両手で守りながら、頑丈なテーブル・コタツの下に入り身を守ってください
⑨(テーブルやコタツがない場合)落下するものがないスペースに移動し、頭を下げてしゃがみ、両手で頭を守ります(クッション・座布団なども有効です)
➉テーブルやコタツがあってもそのすぐ傍に窓ガラスがある場合は、割れたガラスの破片が飛んでくる可能性があるため、非常に危険です。その場合は、ほかの安全なスペースへ避難しましょう
寝室
夜になり、お布団に入っているときに地震が襲ってくることもあるでしょう。
まさに、先日の地震がそうでしたね。
大きな揺れで目が覚めたときに取るべき対応を紹介します。
①窓ガラスが割れる可能性があるため、窓ガラスから離れましょう
②衣装ダンスなどが置いてある場合、それが倒れてくることもあるため、家具から距離を取ってください
③照明が落下する可能性もあるので、頭上に注意を払い、『布団や枕』で頭を守ります。
④家具や窓ガラスから距離を取れている場合は、布団の中に潜り込み、揺れが収まるのを待ちましょう
➄避難経路確保のため、ドアを開けておきましょう
⑥停電したときのために、枕元に『懐中電灯』を用意しておき、停電になっても落ち着いて行動できるように心がけてください
⑦携帯電話、懐中電灯、ラジオなどは『蓄光テープ』を貼ったかごに入れて枕元に置いておくといいですよ。停電したとしても、『蓄光テープ』のおかげで暗闇の中でもどこにあるかすぐにわかります
⑧足元にモノが散乱したときのことを考えて『スリッパ』を常に寝室に用意しておき、揺れがおさまったら『スリッパ』を履いて移動しましょう
⑨寝ているときに襲ってくる地震に対しては、特にパニックにならないよう、落ち着いて冷静に行動することが大切です
台所
台所で料理中に地震が起きることもあるでしょう。
料理中や台所にいるときに、地震に襲われると非常に危険です。
とっさに身を守る行動が取れるように、日頃よりイメージしておきましょう。
①すぐに台所から離れてください(冷蔵庫や食器棚、調理器具などが転倒、落下する可能性が高いため)
②『転倒するものがない』『落下するものがない』『移動してくるものもない』安全なスペースへ移動しましょう。テーブルやコタツがあれば、そこへ身を隠してください
③頭上や足元に注意して移動しましょう(食器棚から食器が飛び出し割れる可能性が高いため)
④移動するときには『スリッパ』で移動する(日ごろから使用するようにしておくことをおススメします)
➄揺れが収まってから、火を消し、ガスの元栓を閉める。台所から避難することが先決です。(たまたま調理中だった場合はその場で火を消しておくといいでしょう)
トイレ
中には、おトイレで用を足してたり
おトイレ掃除をしているときに地震が起きることもあるでしょう。
そのときには、落ち着いて、次の行動を取ってくださいね。
①扉が歪んでしまい開かなくなり、トイレの中に閉じ込められてしまうかもしれません。用を足しているときに、大きな揺れが襲ってきたら一番に、ドアを開けて避難経路を確保しておきましょう
②上部に備えている棚からモノが落下してくるかもしれません。頭上に注意を払って頭を守ってください
③陶器製で出来ているトイレタンクが外れて落下してきたら大変危険です。十分に気を付けて、その場を離れ、安全なスペースへ移動しましょう。
④トイレ付近にある家具類が転倒し、ドアを塞ぎ、トイレに閉じ込められてしまう可能性もあるため、すぐに安全なところへ移動してください
お風呂
一日の疲れをゆっくりと湯船につかり癒しているときに大きな揺れが襲ってくることもあるかもしれません。
そのようなときには、冷静に次のような行動を取りましょう。
①大きな揺れでドアが歪み開かなくなるかもしれません。一番に、ドアを開けて避難経路を確保して、安全な場所へ移動できるようにしましょう
②窓ガラスが割れる可能性があるため、窓から離れてください
③鏡が落下する可能性があるため、鏡からも離れましょう
④鏡やタイルなどの飛散によるケガを防ぐため、『洗面器やお風呂の蓋』をかぶって頭部を守りましょう
➄足元に鏡などの破片が散乱する可能性もあります。足元には十分に気を付けて安全なスペースへ避難しましょう
⑥すぐに避難所へ行けるように、『外出着セット』をひとつ脱衣場に用意しておくことをおススメします(わざわざ外出着を取りに行かなくても済むようになります)
玄関
まさに出かけようとして靴を履いているときや
朝の玄関掃除などをしているときに地震が起きるかもしれません。
そのときには、次のように行動しましょう。
①まず第一に玄関の扉を開きましょう
②靴箱などが転倒する可能性もあるので、十分に気を付けてください
③姿鏡や飾っている額などが落下し、床に破片が散らばる可能性があります。割れた破片が、靴の中に入ることもありますので、十分に気を付けましょう
④玄関の扉が開かない場合は、ほかの避難ルートを探します
➄大きな揺れが収まったあと、危険と感じたら頭上に気を付けながらすぐに脱出しましょう(最低限の防災グッズを持って行けるのが理想です)
⑥古い木造家屋の場合、倒壊の危険性があるので、できるだけ早く屋外に脱出しましょう
⑦外へ出るときには、屋根瓦や壁、窓ガラスなどが落下してくる可能性があるため、頭上に注意してください
ベランダ
ベランダで洗濯物を干していたり
プランター菜園などをしてるところに地震が襲ってくることもあるでしょう
そのようなときには、次のように行動してください。
①ベランダ自体が損傷したり、落下する恐れもあるので大変危険です。直ちに、室内へ入り、安全なスペースへ移動しましょう
②窓ガラスが割れる可能性があり危険なため、足元に注意しながら室内へ入り、安全なところへ移動してください
③家具などの転倒や落下物の少ない、ガラスから離れた安全なスペースへ避難しましょう
庭
天気がよく庭仕事をしていたり
お外で子供さんと遊んでいるときに大きな地震が起こるかもしれません。
軒下やコンクリート塀のそばなどは非常に危険です。
次の点に気を付けて、行動してください。
①瓦や壁、窓ガラスなどが落下してくる可能性が非常に高いため、軒下などからすぐに離れてください
②コンクリート塀からもすぐに離れましょう
③転倒、落下してくるものがない安全なスペースへ移動してください
④電線が倒れてくる可能性もあるので、十分に注意を払いましょう
まとめ
大きな地震が起きたときに備えて
『地震が起きた時に取るべき行動』
『身を守ることを第一に考えた行動』についてお話しさせていただきました。
『大地震』が起こると、身の回りにある何気ないものが凶器となってしまいます。
『大きな地震』が起きた時
落ち着いてとっさの行動を取ることが出来るように
日ごろからシミュレーションしておきましょう。
地震が起きた瞬間の行動と地震への対策が『いのち』を左右します。
あなたの備えようとする勇気あるその一歩が
かけがえのない『いのち』を救うことに繋がります。
大切な方の顔を思い浮かべ、自分に何ができるかを考え
『防災』をイチから始めませんか?
ここまで読んで下さったあなたはもう一歩踏み出すだけですよ。
自然災害や事故はいつ自分の身に降りかかるかわかりません。
他人事とは考えず、自分自身と大切なひとを守るためにしっかり備えていきましょうね。
最後に、 アンディ・ウォーホルの言葉をおくります
They always say that time changes things, but you actually have to change them yourself.
時が物事を変えるって人はいうけど、実際は自分で変えなくちゃいけないんだ。
アンディ・ウォーホル(米国の芸術家、ポップアートの旗手 / 1928~1987)
最後までお付き合いくださり、どうもありがとうございました。
アイキャッチ画像:photo AC 様
写真素材引用リンク先:photo AC 様
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