【外出中に地震が発生したらどうする? そのときあなたが取るべき対応:Part1】落ち着いて『身の安全を第一に』行動しましょう!

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何をすればよいのかを、じっくり考えてください。ただし、行動すべきときには、躊躇せずに実行することです。

(ジェームズ・アレン イギリスの作家)

ジェームズ・アレンの言葉を紹介しました。

いざというとき、実行に移せるかどうか、、、

防災においても、実行できるか(しっかり備えられるか)どうかは重要な点ですね。

この言葉を頭の隅に置いて、記事を読んでいただけたらと思います。

こんにちは。

管理人のYoshiです。

当ブログに足を運んでくださり、どうもありがとうございます。

地震大国の日本では、毎日のように地震が起きています。

2021年2月13日には、福島県沖を震源域とするM7.3「最大震度6強」を観測する大きな地震が発生しました。

いまもなお、余震が続いています。

震度6」ほどの強い余震が発生する可能性もあるため、引き続き警戒しましょう。

そこで今回は

外出中に『大きな地震』が襲ってきたときの対応の仕方についてお話させていただきます。

自宅にたくさんの「リスク」が潜んでいるお話をさせていただきましたが

外の世界にも多くの「リスク」が潜んでいます。

場所によっては自宅以上に「リスク」があるかもしれませんね。

外出先で大きな地震にあうと不安ですよね。

お友達や職場仲間がいる方もいれば

おひとりで心細い方もいることでしょう。

そのようなあなたの不安を少しでも解消できるように

外出先で地震にあったときの対応を紹介しますね。

①【オフィス

②【繁華街(歩道)

③【地下街

④【劇場・映画館

⑤【遊園地・テーマパーク

以上の5つの場面に分けて対応の仕方を説明します。

地下にいるときに大きな地震にあったら大丈夫なのかなぁ、、、

遊園地でアトラクションに乗っているときに地震が起きたらどうしよう、、、考えただけでも不安になってしまう、、、

劇場で大きな地震が起きたらみんなパニックになって大変な騒ぎになってしまうのでは、、、

このように、様々な不安が頭の中をよぎることでしょう。

その不安をなくすために

そして、ケガやリスクを減らすためにも対応の仕方を覚えておいてください。

これからお伝えするのは

『身の安全を第一に』考えた対応です。

地下街でも、遊園地でも、劇場でも安全な対応の仕方はあります。

各場面に合った「身の安全を第一に考えた対応の仕方」を紹介しますので、安心してくださいね。

日頃より

ひとりひとりが

地震に対する対応の仕方への意識を高めておくことで

パニックになることを回避し

落ち着いて行動することができるようになります。

地震はいつどこで起こるかわかりません。

他人事とは考えず、いつ起きても対応できるように「気持ちの面」でも備えておきましょう。

万が一の時のためも参考にしていただければ幸いです。

最後までどうぞ宜しくお願い致します。

(写真:photo AC 様)

「自宅にいるときに地震が発生 : そのときにあなたがとるべき対応」については、別の記事で書いておりますので、よかったら参考にしてください。

【リビング・寝室・台所・トイレ・お風呂・玄関・ベランダ・庭】に分けて紹介しています。

↓ ↓ ↓

https://abuchi0702.com/2021/02/16/%e3%80%90%e8%87%aa%e5%ae%85%e3%81%ab%e3%81%84%e3%82%8b%e3%81%a8%e3%81%8d%e3%81%ab%e5%9c%b0%e9%9c%87%e3%81%8c%e7%99%ba%e7%94%9f%e3%83%bb%e3%81%9d%e3%81%ae%e3%81%a8%e3%81%8d%e3%81%82%e3%81%aa%e3%81%9f/


外出中に地震が起きた時の行動

外出中に地震に襲われることもあるでしょう。

休日でショッピング。

家族で遊園地。

カップルでデート。

運動のためにジョギング。

様々なシチュエーションが考えられます。

場所によっては逃げ道が限られていたり

人が出入口に殺到する可能性もあります。

そこで大切なことは、『パニックにならないこと』です。

我先にではなく

ひとりひとりが落ち着いて冷静に行動することが求められます。

大きな揺れが来ると動揺もすることでしょう。

「震度6」「震度7」で動揺しないほうがおかしいと言われればそれで終わりです。

しかし、過去の教訓を生かし「生き残るために」出来ることをしていきましょう。

大きな揺れが起きたら、これからお伝えする対応の仕方をまず思い出し行動してください。

「身の安全を第一に考えた行動」

これから紹介するこの行動を参考しにして

日ごろから、地震が起きた時のシチュエーションをしておくことをおススメいたします。

「学校」や「会社」などで「避難訓練」をするように

外出する先での避難の仕方についても、日頃から意識しておきましょう。

そうすることで

出かけ先がどこでろうとも

「どのように対応するのか」

それを自然と意識していられるようになり

いつ地震が襲ってきても、自然と対応できるようになりますよ。



オフィス

オフィスには、凶器となるモノが多数あります。

それが飛んできたり、落下してきたり、転倒してきたりします。

オフィスでの対応

①窓際から離れて、デスクの下などに入り身を守ってください

②「ロッカー、資料棚」 などが転倒する可能性があるので、下敷きにならないように離れましょう

③「キャビネット」の転倒にも注意して、安全なところで身を守りましょう

④OA機器の落下に注意してください

⑤コピー機などが移動し衝突する可能性があるため、十分に気を付けましょう

⑥パーテーションの下敷きにならないように気を付ける

避難するときにはエレベーターを使用しないこと(日頃より非常口を確認しておきましょう)階段で避難しましょう

⑧エレベーター内で地震にあったら、すべての階のボタンを押して、最初に止まった階でおりてください

⑨エレベーターが停止し、閉じ込められてしまった場合は、緊急時用のインターフォンで外部に助けを求めましょう

➉ヘルメットがある場合はそれを被り、しっかり頭を守りながら避難する

⑪ビルの上から「窓ガラスや壁のタイル、看板」などが落下してくる可能性が高いため、揺れている間は慌てて外へ飛び出さないようにしましょう。落下物の下敷きになる可能性があります。転倒する物や落下物がない広いスペースで揺れがおさまるのを待ってから避難を開始しましょう

⑫揺れがおさまってからガス湯沸かし器などのスイッチを切り、火元を確認してください

※サポートが必要な社員も安全に避難できるように、日頃からサポート体制をしっかりと確立しておきましょう

(写真:photo AC 様)

繁華街(歩道)

お休みやランチの時間で繁華街を歩いていたり

近所を散歩中に地震が起こることもあるでしょう。

繁華街(歩道)での対応

①繁華街では「ガラスや看板、壁、照明」などの落下物に注意しましょう。頭を守ってください

②身をかがめ、「鞄や上着、手荷物」で頭を守りながら広い安全なスペースへ避難しましょう

③高いビルや建物からは離れる

④住宅街ではブロック塀や門柱が倒れてくる可能性がありますので、その周辺からは離れて広いところへ移動しましょう

⑤屋根瓦が落下して飛んでくる可能性もあります。頭上に注意して、頭を守ります

⑥電柱が倒れてきたり、電線が切れて垂れ落ちてくる可能性もあります。頭上に気を付けてください

⑦頭上ばかりに気を取られていると、バランスを崩した自転車や自動車などが突っ込んでくるかもしれません。周囲の状況に十分に注意しましょう

⑧自動販売機も転倒する可能性があるため、すぐにそばを離れます

⑨橋が落ちる可能性を考え、橋の上からはすぐに避難してください

➉地震大きさによっては地割れが起きます。地面が割れたときには、すぐにその場を離れましょう

⑪「パニック」にならないように、落ち着いて行動してください

(写真:photo AC 様)

地下街

いまや地下街も充実しており、多くの方が地下街でショッピングや食事を楽しんでいます。

そんな地下街で地震に襲われる方もいることでしょう。

そのときには、どうぞ『パニック』にはならないように、落ち着いて行動してください。

地下街での対応

①地下街には大きな柱やしっかりした壁があります。「掲示板や照明」などの落下物に気を付けて、柱や壁やに身を寄せて、揺れがおさまるのを待ちましょう

②地下街には、60メートル間隔に避難出口を設置することが法律で定められています。慌てて出口に殺到せずに、揺れがおさまるのを待ってから、壁伝いにゆっくりと出口へ向かう

③火災が発生した場合は、ハンカチなどで鼻と口を覆って、体を低くして壁 伝いに地上へ向かいましょう

④落下する商品に注意してください

 ⑤綺麗に飾られたショーケースも割れて凶器に変わります。直ちに離れて、ガラスの破片に気を付けます

⑥停電になったときには、非常照明がつくまで動かないようにしましょう。暗闇で動くのは非常に危険です

⑦地下街は「火災」が発生しなければ比較的安全なところです。慌てずに行動しましょう

(写真:photo AC 様)

劇場・映画館

劇場や映画館でのんびり過ごしている中

突然の大きな揺れに襲われパニックに陥ることもあるかと思います。

出入口も限られ、非常に危険ですので

『集団パニック』に陥らないように落ち着いた行動を取りましょう。

劇場・映画館での対応

①座席の間にうずくまり、手荷物の鞄や衣類などで落下物から頭を守りましょう(手荷物がないときは、両手でガード)

②頭上に照明などがある場合には、落下する可能性があるため、その場からすぐに移動してください 

③スクリーンの天井が剥がれ落ちる可能性があります。身の回りに割れたガラスや落ちてきそうなものがないか確認を行いましょう

④事前に必ず「非常口」「出口」の確認をしておく

⑤停電しても誘導灯や非常灯がつきます。我先にと慌てずに、係員の指示に従いましょう

⑥出入口が限定されており、人が殺到すると非常に危険です。「集団パニック」にならないよう落ち着いて行動してください

⑦勝手な行動はせず、「係員の指示」「館内放送」に従い行動する

(写真:photo AC 様)

遊園地・テーマパーク

家族やカップル、友達同士で楽しく遊園地で過ごしている中

大きな地震に襲われることがあるかもしれません。

そのようなときには、次のことに注意してください。

遊園地・テーマパークでの対応

①転倒する可能性のあるものから離れる

②落下する可能性のあるものから離れる

③転倒、落下する物がない広い安全なスペースへ避難しましょう

④レストランやショップなどにいる場合、窓の近くからは離れてください

⑤レストランにいてテーブルがあるときは、テーブルの下に入り、揺れがおさまるのを待ちましょう

⑥ショップ内の商品棚から商品が落下してくるので、落下物には十分に気を付ける

⑦アトラクションに乗っている場合、緊急停止すると思いますが、慌てず、落ち着いて「係員の指示」「館内放送」に従い行動してください

⑧アトラクション内にいて出口が限定されている場合、出口にひとが殺到すると非常に危険です。「集団パニック」にならないように、ひとりひとりが落ち着いて行動できるよう心掛け、「係員」「館内放送」の指示に耳を傾けましょう

⑨係員を質問攻めしたり、執拗に詰め寄ってしまう方もいるかもしれません。係員の方々はそれぞれ必要な対応をしているので、仕事の邪魔をするような勝手な行動は控え、指示に従って落ち着いて行動してください

(写真:photo AC 様)

まとめ

大きな地震が起きたときに備えて

『外出中に地震が起きた時に取るべき対応』

『身を守ることを第一に考えた行動』についてお話しさせていただきました。

場面によって、多少の違いはありますが

落ち着いて行動することが大切です。

『大地震』が起こると、身の回りにある何気ないものが凶器となってしまいます。

『大きな地震』が起きた時

落ち着いた行動を取ることが出来るように

日ごろからシミュレーションしておきましょう。

地震が起きたときの行動と地震への対策が『いのち』を左右します。

日頃から「この場面ではどのような対応が求められるか」

それが自然とできるように意識して過ごしているといいですよ。

繰り返しになりますが、『身の安全』を一番に考えた行動を取ることが出来るようにしておきましょう。

あなたの備えようとする勇気あるその一歩が

かけがえのない『いのち』を救うことに繋がります。

大切な方の顔を思い浮かべ

自分に何ができるかを考え

『防災』をイチから始めませんか?

ここまで読んで下さったあなたはもう一歩踏み出すだけですよ。

自然災害や事故はいつ自分の身に降りかかるかわかりません。

他人事とは考えず、自分自身と大切なひとを守るためにしっかり備えていきましょうね。


 

最後までお付き合いくださり、どうぞもありがとうございました。

(写真:photo AC 様)


 

(アイキャッチ画像:photo AC 様)

写真素材引用リンク先:photo AC 様 

https://www.photo-ac.com/

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ABOUTこの記事をかいた人

茨城県出身。 子供のころから本を読むことが好きで、翻訳家になることが夢になり、大学では英文学を専攻。 休日は、京都市内の観光名所へ出かけ、海外からの観光客の道案内をさせていただき、スピーキング力の向上に努め、日々英語漬けの学生時代を送る。 海外へ行って世界を見てみたい気持ちが強くなり、大学卒業後はオーストラリアへ留学。 メルボルンに到着後、バックパッカーホステルに約1か月間滞在。アパートを見つけて引っ越しするまでの間、世界中から来られた方たちと交流を深め、「価値観」「生き方」「人生の楽しみ方」の違いを肌で感じ、大きな影響を受ける。 その後も海外での生活を通じて、「助け合いの大切さ」「想いやりの気持ちの大切さ」などを身をもって学ぶ。 人生観も大きく変わり、いつか誰かのサポートをさせて頂く仕事につきたいと思うようになる。 ご縁にも恵まれ、福祉の道に進み、高齢者施設、障がい者支援施設で入居者様や利用者様の生活支援をさせて頂く。 福祉の仕事では、「当たり前のものは何ひとつないこと」「ひとに寄り添うことの大切さ」「純粋無垢なやさしさ」を学ばせていただきました。 福祉施設を退職後、フリーランスとなり 『防災』に関するライターの仕事をきっかけに、「海外の防災対策やサバイバル術」を学びはじめ 海外の防災ウェブページやYouTube、日本の公的機関の防災情報等をを日々チェックしています。 ひとりでも多くの方に「防災」について意識を高く持っていただけたらという思いで、ブログをはじめました。