台風や大雨(豪雨)による被害「落雷編」!

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こんにちは。

管理人のYoshiです。

9月に入り台風が立て続けに発生しています。

今週末も、台風の影響で各地で雨の予報が出ています。

テレビなどの天気予報をチェックし、十分に気を付けましょう!

台風で注意が必要なのは、風や大雨なのは言うまでもありませんが、実は「落雷」も大変危険です。

先日は、野外音楽フェスの会場に雷が落ちて、負傷者が数人出ました。

大きなニュースとなったので、ご存じの方も多いかと思います。

そこで、今回は台風や大雨(豪雨)のときに起こる「落雷」への対応について紹介いたします。

具体的な対応は以下の通りです。

5つに厳選して紹介いたします。

①鉄筋コンクリートの建物や自動車の中に逃げ込む

②安全な建物や乗り物がない場合は、木や電柱などの高いものから4m以上離れる

③できるだけ低い姿勢になって雷が止むのを待つ「雷しゃがみ」をする

④雷鳴が聞こえたら、パソコンや家電製品の電源を切り、ケーブルを抜く

⑤落雷時に屋内では、水を使う場所(洗い物や入浴など)を避ける

最低限でもこの対応の仕方について頭の隅に入れておいて、いざというときに動けるようにしておきましょう!

鉄筋コンクリートの建物や自動車の中に逃げ込む

台風や豪雨の際に「落雷」による被害を防ぐための重要な対応策として、鉄筋コンクリートの建物や自動車の中に避難することが挙げられます。

「落雷」は予測が難しく、特に雷が多発する状況下では、その危険性が増します。鉄筋コンクリートの建物は、雷を吸収し地面に放電する性質を持ち、内部にいる人々を安全に保つことができます。

また、自動車も安全な避難場所となります。車体が金属で囲まれているため、雷が車体に当たっても内部にいる人に危害が及ぶことはありません。

このため、外での活動は避け、速やかに安全な場所に移動することが大切です。

「落雷」の危険が高い状況では、天気予報や警報を確認し、適切に行動することで、自身と周囲の安全を確保しましょう。

特に、山や高台、開けた場所では避難を怠らないよう心掛けることが重要です。

安全な建物や乗り物がない場合は、木や電柱などの高いものから4m以上離れる

台風や豪雨の際、「落雷」の危険が高まる中、安全な避難場所が見つからない場合、木や電柱などの高いものから少なくとも4メートル以上離れることが重要です。

「落雷」は高い物体に引き寄せられる性質があるため、近くに立っていると危険です。

特に、開けた場所や草原などでは、周囲に高いものがないことから、逆に自分が雷のターゲットになる可能性があります。

したがって、周囲の地形を把握し、安全な距離を確保することが求められます。

また、地面に伏せることで、雷が直接当たるリスクを減らすことも一つの対策です。

加えて、雷の音が近づいてきた場合や、稲妻を見かけた際は、さらに注意が必要です。

身体を低く保ちながら、周囲の状況を常に確認し、安全を確保する努力を怠らないよう心掛けましょう。

できるだけ低い姿勢になって雷が止むのを待つ「雷しゃがみ」をする。

台風や豪雨の際に「落雷」の危険が高まった場合、「雷しゃがみ」という姿勢を取ることが有効な対応策です。

「雷しゃがみ」とは、両足を揃えて膝を折り、つま先立ちになることで身体をできるだけ低く保つ姿勢のことです。

この姿勢を取ることで、地面との接地面を減らし、雷に対するリスクを軽減できます。  

さらに、雷が近づいているときは、両手で耳をふさぎましょう。

これにより、雷鳴による鼓膜の破損を防ぐ効果があります。

「落雷」の際には、大きな音が発生するため、耳を守ることが重要です。

低い姿勢を維持しながら周囲の状況を確認し、雷が収まるまでじっと待ちます。

このように、「雷しゃがみ」を実践することで、自身の安全を確保し、落雷による被害を最小限に抑えることができます。   

自然の脅威に対する正しい知識と適切な行動が、身を守るために欠かせません。

雷の危険が去るまで、冷静に対処することが大切です。

雷鳴が聞こえたら、パソコンや家電製品の電源を切り、ケーブルを抜く

台風や豪雨の際、「落雷」の危険が高まる中での適切な対応として、雷鳴が聞こえたらすぐにパソコンや家電製品の電源を切り、ケーブルを抜くことが非常に重要です。

雷が近づくと、電気設備に過剰な電圧がかかることがあり、これが原因で故障や火災が発生するリスクが高まります。

特に、パソコンやテレビ、オーディオ機器などの高価な電子機器は、雷によるサージ電流によって損傷を受ける可能性があります。

電源を切ることで、こうしたリスクを軽減できるだけでなく、データの消失や機器の劣化を防ぐことにもつながります。

また、雷鳴を聞いたら、できるだけ早く安全な場所に避難することも大切です。

屋内にいる場合でも、窓やドアを閉め、外にいる物を片付けておくことで、さらなる危険を避けることができます。

落雷時に屋内では、水を使う場所(洗い物や入浴など)を避ける

台風や豪雨の際に「落雷」の危険が高まった場合、屋内での行動にも注意が必要です。

特に、水を使う場所、洗い物や入浴中は避けることが重要です。

雷が落ちると、配管を通じて電流が伝わる可能性があり、水は電気を通しやすいため、非常に危険です。

浴室やキッチンなどの水回りは、特に注意が必要なエリアです。

落雷時には、シャワーを浴びたり、洗い物をしたりすることを控え、別の安全な場所に移動することをお勧めします。

また、電子機器を使用している場合も、これらのエリアでは使用を避けるべきです。

加えて、雷鳴が聞こえた際は、窓やドアを閉め、外にいる物を片付けるなどの対策を講じておくことが大切です。

まとめ

ここまで、台風や大雨(豪雨)のときに起こる「落雷」への対応を5つ厳選して紹介いたしました。

「落雷」は命にも関わる怖いものです。

雷注意報や警報が出ている地域では、十分に警戒し

いざというときに、すぐに安全な場所へ避難できるようにしておきましょう。

雷は、天気予報で予め認識でき備えることができます。

あなたの備えようとする勇気あるその一歩がかけがえのない大切な家族の『いのち』を救うことにつながります。

大切な方の顔を思い浮かべ自分に何ができるかを考え『防災』をイチから始めましょう。

ここまで読んで下さったあなたはもう一歩踏み出すだけですよ。

自然災害や事故はいつ自分の身に降りかかるかわかりません。

他人事とは考えず、自分自身と大切なひとを守るためにしっかり備えていきましょうね。

最後までお付き合いくださり、誠にありがとうございました。

画像 : photo AC様 , イラストAC様

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ABOUTこの記事をかいた人

茨城県出身。 子供のころから本を読むことが好きで、翻訳家になることが夢になり、大学では英文学を専攻。 休日は、京都市内の観光名所へ出かけ、海外からの観光客の道案内をさせていただき、スピーキング力の向上に努め、日々英語漬けの学生時代を送る。 海外へ行って世界を見てみたい気持ちが強くなり、大学卒業後はオーストラリアへ留学。 メルボルンに到着後、バックパッカーホステルに約1か月間滞在。アパートを見つけて引っ越しするまでの間、世界中から来られた方たちと交流を深め、「価値観」「生き方」「人生の楽しみ方」の違いを肌で感じ、大きな影響を受ける。 その後も海外での生活を通じて、「助け合いの大切さ」「想いやりの気持ちの大切さ」などを身をもって学ぶ。 人生観も大きく変わり、いつか誰かのサポートをさせて頂く仕事につきたいと思うようになる。 ご縁にも恵まれ、福祉の道に進み、高齢者施設、障がい者支援施設で入居者様や利用者様の生活支援をさせて頂く。 福祉の仕事では、「当たり前のものは何ひとつないこと」「ひとに寄り添うことの大切さ」「純粋無垢なやさしさ」を学ばせていただきました。 福祉施設を退職後、フリーランスとなり 『防災』に関するライターの仕事をきっかけに、「海外の防災対策やサバイバル術」を学びはじめ 海外の防災ウェブページやYouTube、日本の公的機関の防災情報等をを日々チェックしています。 ひとりでも多くの方に「防災」について意識を高く持っていただけたらという思いで、ブログをはじめました。